ロングテールキーワードを戦略に組み込むべき理由
ロングテールキーワードとは、狭く具体的なニーズを表す3語以上のフレーズです。「登山靴」はビッグキーワード、「登山靴 防水 幅広」はロングテールです。後者を検索する人は少ないものの、検索する人は何がほしいかをわかっています。
重要な理由は3つあります。
- 競合が少ない。そのフレーズを正確に狙うページが少ないので、新しいサイトでも早く上位表示できます。
- 検索意図が明確。何を書けばよいかがはっきりわかり、訪問者は購入判断に近い状態でやってきます。
- 積み重なる。1つのロングテールフレーズからの流入は控えめですが、テーマ全体で数十件集まれば、1つのビッグキーワードに匹敵することもあります。
シードの広げ方
1つのキーワードから、いくつかの種類の修飾語について検索サジェストを取得します。
- A〜Z。「hiking boots a」「hiking boots b」のように各文字を順に付け、その文字で始まるサジェストを集めます。
- 前置詞。for、with、near、withoutなどの語(日本語なら「〜向け」「〜付き」「〜なし」に相当)で、対象者や用途が見えてきます。例:「登山靴 偏平足 向け」「登山靴 足首 サポート」。
- 比較。「vs」や「or」などのパターンで、人々が何と何を比べているかがわかります。
- 数字。サイズ、年、数量、価格帯。例:「登山靴 1万円以下」。
サジェストの取得は無料で、ログインも不要です。どのフレーズが実際に検索されているかを知るには、Google検索データでリストの検索ボリュームを確認しましょう(無料アカウントが必要です)。
生のリストからコンテンツ計画へ
- 長さと関連性で絞り込む。長さフィルターで3語以上のフレーズを残し、テーマ外のものや取り扱っていないブランドに関するものを削除します。
- 需要を確認する。絞り込んだリストをキーワードボリュームツールにかけます。とても小さい数値でもすぐに捨てないでください。似たフレーズとまとめれば意味を持ちます。
- 検索意図でグループ化する。「登山靴 初心者」と「登山靴 最初の一足 おすすめ」は、おそらく同じページで扱うべきものです。キーワードグルーピングツールでリストを1ページ単位のクラスターに分ければ、記事同士の競合を避けられます。
- 優先順位を付ける。合計ボリュームと難易度でクラスターを順位付けし、労力と成果のバランスが最も良いところから始めましょう。
修飾語とページの種類を対応させる
修飾語の種類から、どんなページを作るべきかがわかります。
- 対象者の修飾語(「シニア向け」「子ども用」)は、専用ガイドやカテゴリのランディングページに向いています。
- 比較フレーズ(「本革 vs 合成皮革」)には、明確な結論のある比較レビューが求められます。
- 数字の修飾語(「1万円以下」「28cm」)は、絞り込み済みの商品一覧に対応することが多いです。
- 悩みのフレーズ(「登山靴 かかと 痛い」)は、商品ページへリンクするトラブル解決記事に最適です。
実践的なコツ
- 短いシードほど多様な結果が返り、長いシードは件数は少ないものの、よりニッチなアイデアが返ります。
- 絞り込む前にリスト全体に目を通しましょう。思いがけない対象者や悩みが、リストの中ほどに隠れていることがよくあります。
- 同じテーマで普通のフレーズと質問の両方をカバーするには、質問キーワード検索ツールと組み合わせましょう。
よくある質問
何語以上ならロングテールキーワードですか?
通常は3語以上です。ただ、正確な語数より具体性が重要です。対象者、状況、悩みを明確に表すフレーズほど、ロングテールらしいと言えます。
ロングテールキーワード生成ツールは無料ですか?
はい。サジェストの生成は無料でログインも不要です。リストの検索ボリュームを確認するには無料アカウント(Googleログインまたは Gmail のリンク、クレジットカード不要)が必要で、1日10クレジット分検索できます。
ボリュームの小さいロングテールキーワードを狙う価値はありますか?
多くの場合あります。特に新しいサイトではそうです。1つひとつは小さくても、競合が少なく検索意図が明確です。1つのページで関連する複数のフレーズをカバーすれば、合計の流入は大きくなり得ます。
A〜Z拡張とは何ですか?
シードの後にアルファベットの各文字を付け、すべての組み合わせのサジェストを集める方法です。シード単体よりはるかに多くのフレーズが見つかります。
ロングテールキーワードごとにページを作るべきですか?
いいえ。多くのロングテールフレーズは同じ検索意図を共有しており、1つのページで扱うべきものです。同じ検索で複数のページが競合しないよう、まずグループ化しましょう。